お金との腐れ縁#2

お金との腐れ縁  ナンバー2

さて先回は「今あるもので満足という」不思議なアドバイスをしました。お金はどれだけ巨額の資産を持っても、満足しない人はしないし、逆に必要最低限の物しかなくても満ち足りた気持ちを抱けるものだ。

 

 あなたの宝のあるところ、そこに心もあるのです

 

この金言は実に見事に物事を捉えている。何を大切に思うかによって、自分の気持ちが大きく変わってくるのだ。文字通りの財宝が宝だと思う人にとっては、盗まれやしないか、この宝が価値を下げることはないか心配でしょうがないことでしょう。子宝という財産を大切にしている人もいることだし、人との繋がりを宝だと思う人がいたりもする。その「宝」がなんであるかによって心、つまり動機の座が変わってくるのである。優先順位が変わり、性格が変わり、ひととなりもかわってしまうのである。

 

 ではお金の腐れ縁を愛している人はどうだろうか。その人たちにとってお金を払うことは苦痛であることでしょう。税金対策を行い、節税、脱税と転落の一途をたどる人もいます。実に醜いですね。ではこの負のスパイラルを抜け出す方法はあるでしょうかそれは本人次第です、と言って突き放すことはないですナンバー3をお楽しみに。

お金との腐れ縁#1

お金との腐れ縁 ナンバー1

なんともうらやましい話に聞こえるだろう。左手団扇でザックザックと入ってきそうだ。

だが「注意」である。お金に執着する人の結末を多くの人は聞いていないし、聞こうともしない。これは人々の宿命みたいなもので、あるひとにとってはお酒よりも、ギャンブルよりも、薬物よりも強い影響力を持っている。そのようになってしまったらどうすればよいだろう。諦めるしかないのだろうか。

 

ここでは全体を包含することはできないが幾つかの効果的なアドバイスをご紹介

 

今あるもので満足する

これはけっこう効きます。ライバルが成功してメルセデスを購入したとか、大磯に別荘を買ったとか、プライベート・ジェットを買ったとか(さすがにそうそうはいないと思うけど)まあとにかく豪華な生活をしていてもこうしていればなんとも思わない。たいがいのことは一緒になって喜び、時には一緒になってたのしめる。

 

そうすると資本主義が成り立たなくなると心配するだろうか。それも課題かもしれない。今更ヒッピームーブメントだなんて言い出せないし、社会主義万歳だ!とも言いたくない。答えはあるか。自分で考えてくれ。

 

と突き放すかといえばそう言うわけではない。ナンバー2を待てということです。