お金との腐れ縁#2

お金との腐れ縁  ナンバー2

さて先回は「今あるもので満足という」不思議なアドバイスをしました。お金はどれだけ巨額の資産を持っても、満足しない人はしないし、逆に必要最低限の物しかなくても満ち足りた気持ちを抱けるものだ。

 

 あなたの宝のあるところ、そこに心もあるのです

 

この金言は実に見事に物事を捉えている。何を大切に思うかによって、自分の気持ちが大きく変わってくるのだ。文字通りの財宝が宝だと思う人にとっては、盗まれやしないか、この宝が価値を下げることはないか心配でしょうがないことでしょう。子宝という財産を大切にしている人もいることだし、人との繋がりを宝だと思う人がいたりもする。その「宝」がなんであるかによって心、つまり動機の座が変わってくるのである。優先順位が変わり、性格が変わり、ひととなりもかわってしまうのである。

 

 ではお金の腐れ縁を愛している人はどうだろうか。その人たちにとってお金を払うことは苦痛であることでしょう。税金対策を行い、節税、脱税と転落の一途をたどる人もいます。実に醜いですね。ではこの負のスパイラルを抜け出す方法はあるでしょうかそれは本人次第です、と言って突き放すことはないですナンバー3をお楽しみに。